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【週間まとめ】日経平均は週間2.93%高、恐怖と強欲指数は日本46で初の「中立」に
日本46・米国31(10月4日)|Fear & Greed Index Japan

2026年10月2日(金)の終値時点|米国株は2日の米国市場の終値時点
日本株日経225ほか(当サイト算出)
46
中立▲ 前日比 +4
前日 421週間前 381か月前 40
米国株S&P500基準(CNN Business)
31
恐怖▲ 前日比 +3
前日 281週間前 371か月前 46

日米差(日本−米国):+15(日本株が上) 日本株の指数が「中立」(45以上)に入ったのは、8月12日以降で初めてです。日米差+15も、この期間で最大です。

9月28日から10月2日までの1週間、日経平均は配当の権利落ちで2日続けて下げた後、マイクロンの好決算をきっかけに2日間で3,400円あまり上がり、週間では1,945円26銭(2.93%)高の68,309円46銭で終えました。当サイトの日本株の恐怖と強欲指数は、週初の40から週末には46へと上がり、8月12日以降で初めて「恐怖」を抜けて「中立」に入っています。一方、米国株の指数は31と「恐怖」の区分が続いています。この記事では、1週間の日米の市場と指数の動きを表で振り返り、来週の日程と、月曜日に指数が「中立」を保つための条件を確認します。

掲載日:2026年10月4日(日)|日本株の指数は2日(金)の終値、米国株の指数は2日の米国市場の終値にもとづく値です。

この記事のポイント

  • 今週の日経平均は1,945円26銭(2.93%)高の68,309円46銭。1日には2,203円高と大きく上がりました。
  • 当サイトの日本株の指数は46と、8月12日以降で初めて「中立」に入りました。
  • 米9月の雇用統計は雇用者数2万9000人増と市場予想を大きく下回り、失業率は4.2%に上がりました。
  • 5日(月)に「中立」を保つには、その日の素値が約36以上必要な計算です。

① 今週の日経平均:権利落ちで2日続落、その後2日で3,400円高

表1:今週の日経平均の動き

日付終値前日比主な出来事
9/28(月)65,877.62円−486.58円権利付き最終日。一時6万7000円台から安値引け
9/29(火)65,481.27円−396.35円権利落ち日。配当落ちの分を除けば小幅安
9/30(水)66,753.72円+1,272.45円米半導体株高と原油安で3日ぶり反発
10/1(木)68,956.72円+2,203.00円マイクロンの好決算で半導体株が急伸。日銀短観
10/2(金)68,309.46円−647.26円急伸の反動で利益確定売り。米雇用統計を前に様子見
週間+1,945.26円(+2.93%)前週末(9/25)は66,364.20円

週の前半は、配当の権利落ちに米長期金利の上昇と中東情勢への警戒が重なり、日経平均は2日続けて下げました。流れが変わったのは9月30日以降です。米国のPCE物価指数の落ち着きで追加利上げへの警戒が和らぎ、続いてマイクロンが市場予想を上回る決算を発表すると、半導体関連株を中心に買いが集まりました。ザイ・オンラインは、オープンAIの新しいサービスとマイクロンの好決算が今週の上昇の追い風になったと振り返っています。

ただし、上昇の中身には偏りがありました。1日は日経平均が3.30%上がった一方、TOPIXは0.57%高にとどまり、アドバンテスト1銘柄で日経平均を約723円押し上げています。2日には、日本インタビュ新聞社によると東証プライムの値下がり銘柄が8割を超えました。

② 恐怖と強欲指数の1週間:日本株は初の「中立」

表2:今週の日米の恐怖と強欲指数(前週末を含む)

日付日本株(日次の素値)日本株(表示値=3日平均)米国株日米差
9/25(金)4338 恐怖37+1
9/28(月)3840 恐怖34+6
9/29(火)3539 恐怖29+10
9/30(水)4138 恐怖30+8
10/1(木)4942 恐怖29+13
10/2(金)4946 中立31+15

日本株の素値は、権利落ちの29日に約35まで下がった後、30日に約41、1日に約49、2日も約49と高い水準が続きました。3営業日の平均である表示値は、2日に46となり、「中立」(45以上)の区分に入っています。2日の記事では、2日の素値が約44以上なら「中立」に入る計算をお伝えしていました。2日の日経平均は647円下げましたが、素値は前日とほぼ同じ高さを保ちました。

2日の日経平均が下がったのに素値が高かったのは、主に「為替(円)」の点数が上がったためです。ドル円が20営業日前と比べて円安の水準になり、その日の為替の点数は21から66に上がりました。株価の下落による点数の低下を、為替が打ち消した形です。

表3:日米の指数の週間の変化

日本株米国株
前週末(9/25)38(恐怖)37(恐怖)
今週末(10/2)46(中立)31(恐怖)
週間の変化+8−6
今週の最低/最高38(9/30)/46(10/2)29(9/29・10/1)/34(9/28)

※表2・表3の米国株の値は、当サイトの履歴(CNNの日次の値を東京市場の営業日に合わせたもの)です。日々の記事で取り上げた、その時点のCNNの公表値とは1〜3ポイント異なる日があります。1日の日本株の素値は、ドル円の日足の確定で、前回記事の約50から約49になっています。

③ 2日(金)の市場と米雇用統計

表4:2日の東京市場

指標2日の値メモ
日経平均(終値)68,309.46円−647.26円(−0.94%)。3日ぶりに反落
日経平均(高値/安値)68,741.49円/68,132.16円一時800円超の下げ(株探)
東証プライムの売買代金約8兆2,978億円概算
上昇した業種非鉄金属、鉱業、石油・石炭製品など電線株が買われた(株探)
下落した業種証券・商品先物、不動産、その他金融などフィスコ

表5:米9月の雇用統計(OANDA・日本経済新聞・共同通信)

米9月の雇用統計結果市場予想
非農業部門雇用者数+2万9000人+8万〜9万人程度
失業率4.2%(前月4.1%)4.1%
過去2か月分の改定合計6万人の下方修正—
平均時給(前月比)+0.1%+0.3%

雇用統計は市場予想を大きく下回りましたが、米国株は上がりました。日本経済新聞(NQN)によると、2日のダウ平均は250ドル40セント(0.49%)高の51,176ドル96セントと続伸しました。雇用の伸びの鈍化で早期の追加利上げ観測が強まらず、主力株に買いが入ったといいます。原油先物の下落も支えとなり、エヌビディアは最高値を更新しました。景気の減速を示すデータが、利上げ懸念の後退を通じて株価の支えになるという、金利に敏感な相場を映す反応です。

④ 指数の内訳(10月2日終値時点)

表6:日本株の指数を構成する6指標

指標2日の実測値過去1年の中央値過去1年の範囲点数(3日平均)
市場モメンタム
125日移動平均線との乖離率
+6.06%+12.75%−1.16%〜+26.06%18 極度の恐怖
変動性
20日変動率(年率)
23.63%27.13%12.47%〜42.59%78 極度の強欲
株価の強さ
20営業日の騰落率
+0.95%+3.71%−10.66%〜+12.52%33 恐怖
短期の過熱感
RSI(14日)
62.0156.9134.58〜77.5665 強欲
為替(円)
ドル円の20営業日の変化
+1.28%+0.85%−3.64%〜+4.59%34 恐怖
安全資産への選好
株と国債の20営業日の騰落率の差(pt)
+4.50+5.33−11.71〜+19.1742 恐怖

「短期の過熱感」(RSI)は65と「強欲」の区分に入り、「為替(円)」は実測値が過去1年の中央値(+0.85%)を上回る+1.28%になりました。一方で「市場モメンタム」は18と低いままです。日経平均は125日移動平均線を6.06%上回っていますが、この1年の上昇がそれ以上に急だったため、相対評価では低い位置にとどまっています。指数全体が「中立」に入ったとはいえ、6つの指標のうち3つはまだ「恐怖」以下の区分です。

表7:米国株の指数の7つの内訳(2日の米国市場の終値時点)

米国株の指標(CNN公表値)点数区分
市場モメンタム37恐怖
株価の強さ1極度の恐怖
株価の幅1極度の恐怖
プット/コール33恐怖
市場の変動性50中立
ジャンクボンド需要44恐怖
安全資産への需要52中立

米国株は「株価の強さ」と「株価の幅」がともに1と、個別株の勢いと広がりの弱さが続いています。日米差は+15と、この期間で最も開きました。

⑤ 来週(10月5日〜9日)の日程と、月曜日の指数の条件

表8:5日(月)の素値と、表示される指数の関係

5日の素値5日に表示される指数(3営業日の平均)区分
2039恐怖
3043恐怖
3645中立
4548中立
5551中立
6655強欲

5日の指数は、1日・2日・5日の3営業日の平均です。「中立」を保つには5日の素値が約36以上、「強欲」(55以上)に入るには約66以上が必要な計算です。1日と2日の素値が高いため、月曜日に多少下げても「中立」を保ちやすい一方、素値が30台半ばを下回るほどの下げになれば、再び「恐怖」に戻ります。

表9:来週の主な日程

日付国内海外
5日(月)臨時国会召集、高市首相の所信表明演説/9月の消費動向調査(14:00)米9月のISM非製造業景況指数(フィスコ)/中国・韓国市場が休場
6日(火)植田日銀総裁の発言(外為どっとコム)—
週内8月の景気動向指数(14:00)/新TOPIXの構成銘柄の発表(株探)FOMC議事録(株探)
8日(木)ファーストリテイリング、セブン&アイ・ホールディングスの決算(フィスコ)—
9日(金)オプションSQ/8月の家計調査(8:30)/9月の工作機械受注(15:00)/安川電機の決算米10月のミシガン大学消費者信頼感指数(23:00)/韓国・台湾市場が休場
12日(月)スポーツの日で東京市場は休場—

表10:各社の予想レンジ(参考)

出典来週の日経平均の予想レンジ
フィスコ66,000〜70,000円
外為どっとコム66,000〜70,000円
ザイ・オンライン(ラカンリチェルカ)67,000〜70,000円

各社とも節目の7万円を視野に入れる一方、ザイ・オンラインは短期的な過熱感への警戒も指摘しています。予想レンジは各社の見立てであり、当サイトは値動きの予想を行いません。

運営者のひとことFear & Greed Index Japan 運営事務局

当サイトの日本株の指数が、初めて「中立」に入りました。8月の「極度の恐怖」から、およそ1か月半をかけてここまで戻ってきたことになります。

法人営業の週次の会議でも、目標に届いた週こそ、その中身を確かめるようにしています。どの取引先で数字が伸びたのか、来週以降の見込みは積み上がっているのか。今週の上昇は、半導体関連の一部の銘柄に大きく支えられたもので、2日には東証プライムの8割を超える銘柄が下げました。指数の6つの指標のうち3つも、まだ「恐怖」以下です。

来週は植田日銀総裁の発言、オプションSQ、主要企業の決算が続き、12日は祝日です。月曜日に「中立」を保てるかどうかを、まず確かめたいと思います。

※運営者の個人的な見方であり、特定の金融商品の売買を勧めるものではありません。

⑥ 用語ミニ解説

表11:この記事に出てきた用語

用語意味
中立(恐怖と強欲指数)当サイトでは45〜54の区分。恐怖と強欲が拮抗している状態
非農業部門雇用者数米国の雇用統計の中心となる数字。農業以外の雇用者が前月から何人増えたかを示す
オプションSQ日経平均オプションなどの最終決済に使う特別な価格を算出する日。毎月第2金曜日
日次の素値当サイトの用語。3営業日の平均をとる前の、その日だけの指数の値

今週のまとめ

  1. 今週の日経平均は1,945円(2.93%)高の68,309円46銭。権利落ちで2日下げた後、半導体株主導で急伸しました。
  2. 当サイトの日本株の指数は38から46へ上がり、初めて「中立」に入りました。米国株は31で「恐怖」が続き、日米差は+15です。
  3. 米9月の雇用統計は市場予想を大きく下回り、早期の追加利上げ観測が後退して米国株は上がりました。
  4. 来週は植田総裁の発言、オプションSQ、主要企業の決算が続きます。5日に「中立」を保つには、素値が約36以上必要です。
出典:日経平均は反落、売り優勢も下げ幅は限定的(財経新聞・フィスコ、10/2)/日経平均 大引け 3日ぶり反落(株探ニュース、10/2)/日経平均は647円安、3日ぶり反落(日本インタビュ新聞社、10/2)/9月の米雇用統計の結果(OANDA、10/2)/米就業者数9月2.9万人増(日本経済新聞、10/2)/米9月就業者2万9千人増(共同通信、10/2)/NYダウ続伸250ドル高(日本経済新聞・NQN、10/3)/来週の日経平均株価の予想レンジ(ザイ・オンライン、10/2)/来週の日経平均見通し(外為どっとコム、10/2)/来週の相場で注目すべき3つのポイント(フィスコ、10/2)/来週の【重要イベント】(株探ニュース、10/3)/今週の各日の市況は当サイトの9月29日〜10月2日の記事/当サイトの恐怖と強欲指数(2026年10月3日 08:42更新)/CNN Business(Fear & Greed Index)。数値は各社の公表時点のもので、後日修正される場合があります。

本記事は公開情報と当サイトの算出データに基づく情報提供であり、特定の金融商品の売買を勧誘・推奨するものではありません。投資に関する最終判断は、ご自身の責任で行ってください。

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