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日経平均1637円高、7万円台は維持できず
恐怖と強欲指数は日本54で「中立」、米国は43に急上昇(10月6日朝)|Fear & Greed Index Japan

2026年10月5日(月)の終値時点|米国株は5日の米国市場の終値時点
日本株日経225ほか(当サイト算出)
54
中立▲ 前日比 +8
前日 461週間前 401か月前 43
米国株S&P500基準(CNN Business)
43
恐怖▲ 前日比 +12
前日 311週間前 341か月前 45

日米差(日本−米国):+11(日本株が上) 日米差は+11。米国株の指数が大きく上がり、前週末の+15から縮まりました。

5日(月)の日経平均は1,637円高の69,946円86銭と大幅に反発しました。取引時間中には70,072円まで上がり、約3か月ぶりに7万円台に乗せましたが、午後は伸び悩み、終値では7万円にわずかに届きませんでした。当サイトの日本株の恐怖と強欲指数は、取引時間中と同じ54で終え、「強欲」の手前で「中立」を保っています。夜間の米国市場では、ナスダック総合が1%あまり上昇し、米国株の指数は31から43へと大きく上がりました。この記事では5日の日米の市場を整理し、植田日銀総裁の挨拶が予定されているきょう6日の見どころをまとめます。

掲載日:2026年10月6日(火)朝|日本株の指数は5日の終値、米国株の指数は5日の米国市場の終値にもとづく値です。

この記事のポイント

  • 5日の日経平均は1,637円40銭(2.40%)高の69,946円86銭。高値は70,072円13銭でした。
  • 東証プライムの値上がり銘柄は全体の56%にとどまり、上昇は半導体関連に偏りました。
  • 当サイトの指数は日本54・米国43。米国株は「ジャンクボンド需要」が44から94へ急上昇しました。
  • きょう6日に日本株が「強欲」(55以上)に入るには、素値が約51以上必要な計算です。

① 5日(月)の日本市場:一時7万円台、後場は伸び悩み

表1:10月5日の日本市場の主な数値

指標水準メモ
日経平均(始値)69,113.74円前週末比+804.28円
日経平均(高値)70,072.13円取引時間中として約3か月ぶりの7万円台
日経平均(安値)69,050.23円—
日経平均(終値)69,946.86円+1,637.40円(+2.40%)
東証プライムの売買代金約7兆7,509億円概算
値上がり銘柄の割合56%株探
日経平均への寄与アドバンテスト、東京エレクトロン、ファーストリテイリング、ソフトバンクグループ4銘柄で1,000円以上の押し上げ(フィスコ)

株探ニュースは、9月の米雇用統計を受けてFRBの早期の追加利上げ観測が後退し、AI・半導体関連株を中心にリスクを取る動きが強まったと伝えています。フィスコによると、主要7か国(G7)が原油とディーゼル燃料の緊急備蓄の放出を決めたことも、投資家心理を支えました。ただ、株探ニュースは後場は伸びを欠く展開になったと指摘し、値上がり銘柄は全体の56%にとどまりました。7万円を上回ったところで、一定の達成感が出た形です。

② 当サイトの指数:日本は54で「中立」を維持

5日(月)の記事では、13時17分時点の指数を54とお伝えしました。終値にもとづく値も54で、素値は約64と、取引時間中とほぼ同じです。日経平均の終値は7万円を下回りましたが、指数の区分は「中立」のまま、「強欲」まであと1ポイントの位置で終えました。

表2:6日の素値と、表示される指数の関係

6日の素値6日に表示される指数(3営業日の平均)区分
1543恐怖
2145中立
3549中立
4553中立
5155強欲
6559強欲

きょう6日の指数は、2日・5日・6日の3営業日の平均です。素値が約51以上なら「強欲」に入り、約21を下回ると「恐怖」に戻ります。5日の素値(約64)が高いため、「中立」を保つ条件はゆるやかです。

表3:日本株の指数を構成する6指標(5日終値時点)

指標5日の実測値過去1年の中央値過去1年の範囲点数(3日平均)
市場モメンタム
125日移動平均線との乖離率
+8.35%+12.69%−1.16%〜+26.06%23 極度の恐怖
変動性
20日変動率(年率)
21.95%27.13%12.47%〜42.59%76 極度の強欲
株価の強さ
20営業日の騰落率
+5.76%+3.71%−10.66%〜+12.52%47 中立
短期の過熱感
RSI(14日)
67.3256.9134.58〜77.5675 極度の強欲
為替(円)
ドル円の20営業日の変化
+1.24%+0.85%−3.64%〜+4.59%51 中立
安全資産への選好
株と国債の20営業日の騰落率の差(pt)
+9.73+5.33−11.71〜+19.1757 強欲

「短期の過熱感」(RSI)は67.32と、点数は75で「極度の強欲」の区分に入りました。短期的には買われすぎの領域に近づいています。一方で「市場モメンタム」は23と「極度の恐怖」のままです。指標どうしの温度差が大きく、指数の54は、熱い指標と冷たい指標の平均という面もあります。

③ 5日(月)の米国市場:ナスダック1.05%高、米国株の指数は43に

表4:5日の米国市場(株探ほか)

項目5日(米国時間)メモ
ダウ平均51,267.90ドル
+90.94(+0.18%)
続伸
S&P5007,773.95
+51.23(+0.66%)
—
ナスダック総合27,477.31
+286.45(+1.05%)
IT・ハイテク株が堅調
シカゴ日経平均先物70,195円大阪の取引終了時点比+105円(株探)
米9月のISM非製造業景況指数54.9前回55.4。市場予想(55.0)をやや下回る

株探ニュースによると、ダウ平均は序盤に下げた後に持ち直し、ナスダックは終日プラス圏で推移しました。フィスコは、ISM非製造業景況指数は活動の拡大圏を保ったものの、仕入れ価格が4年ぶりの高水準となり、利上げを後押しする内容だったと解説しています。利上げ観測の後退と、物価の上振れへの警戒が同時に意識されている状況です。

表5:米国株の指数の7つの内訳の変化

米国株の指標(CNN公表値)2日5日5日の区分
市場モメンタム3751中立
株価の強さ11極度の恐怖
株価の幅11極度の恐怖
プット/コール3332恐怖
市場の変動性5050中立
ジャンクボンド需要4494極度の強欲
安全資産への需要5271強欲

米国株の指数を押し上げたのは、「ジャンクボンド需要」(44→94)と「安全資産への需要」(52→71)、「市場モメンタム」(37→51)です。信用力の低い企業の社債にも資金が向かい、債券市場ではリスクを取る動きが急に強まりました。一方で「株価の強さ」と「株価の幅」は1のままで、株式市場の上昇は一部の銘柄に偏った状態が続いています。米国株の43は、9月上旬以来の高い水準です。

④ きょう10月6日(火)の見どころ

表6:6日の見どころ

時刻(日本時間)予定見るポイント
取引時間中7万円台の回復5日は終値で届かず。シカゴ日経平均先物は70,195円
15:35植田日銀総裁の挨拶(全国証券大会)の公表追加利上げへの姿勢。東京市場の取引終了後の公表(日本銀行)
週内8月の景気動向指数、新TOPIXの構成銘柄の発表、FOMC議事録株探

植田総裁の挨拶は東京市場の取引終了後に公表される予定のため、市場の反応は7日以降に表れることになります。外為どっとコムは、9月の東京都区部の消費者物価で物価上昇の加速が確認されたことから、追加利上げに前向きな姿勢が示されるかが焦点だとみています。

運営者のひとことFear & Greed Index Japan 運営事務局

5日の日経平均は7万円台に乗せたものの、終値ではわずかに届きませんでした。節目に届いた後に勢いが鈍るのは、よくある値動きです。

興味深いのは米国株の指数です。「ジャンクボンド需要」が44から94へと急上昇しました。法人向けの商売でいえば、取引先に支払いの猶予を広げたり、新しい取引先との取引を積極的に増やしたりする動きが広がるのは、先行きを楽観するときです。債券市場でも、信用力の低い企業にまで資金が向かい始めています。

日本株の指数は54と「強欲」の一歩手前ですが、「市場モメンタム」は「極度の恐怖」のままで、指標どうしの温度差は大きいままです。きょうの午後には植田総裁の挨拶が公表されます。金利の見通しが変われば、こうした心理の温度も変わりうると考えています。

※運営者の個人的な見方であり、特定の金融商品の売買を勧めるものではありません。

⑤ 用語ミニ解説

表7:この記事に出てきた用語

用語意味
ジャンクボンド信用力が低い企業が発行する、利回りの高い社債。需要が高いほど投資家がリスクを取っているとされる
ISM非製造業景況指数米国のサービス業などの購買担当者へのアンケートから算出する景況指数。50が拡大・縮小の境目
シカゴ日経平均先物米シカゴの取引所で取引される日経平均の先物。翌日の東京市場の手がかりにされる
RSI一定期間の値上がり幅と値下がり幅から、買われすぎ・売られすぎを測る指標

今日のまとめ

  1. 5日の日経平均は1,637円高の69,946円86銭。一時7万円台に乗せましたが、終値では届きませんでした。
  2. 当サイトの日本株の指数は54で「中立」を保ち、「強欲」まであと1ポイントです。
  3. 米国株の指数は31から43へ急上昇。ジャンクボンド需要が大きく上がりました。
  4. きょうは15時35分に植田総裁の挨拶が公表されます。日本株が「強欲」に入るには、素値が約51以上必要です。
出典:日経平均 大引け 急反発、半導体関連が買われ一時7万円台回復(株探ニュース、10/5)/日経平均は大幅反発、半導体関連株が指数押し上げ一時7万円に回復(フィスコ、10/5)/日経平均サマリー(OANDA、10/5)/ダウ平均はプラスで終える=米国株概況(株探ニュース、10/6)/NYの視点:米9月ISM非製造業景況指数(フィスコ、10/6)/公表予定・講演の予定(日本銀行)/来週の日経平均見通し(外為どっとコム、10/2)/来週の【重要イベント】(株探ニュース、10/3)/当サイトの恐怖と強欲指数(2026年10月6日 06:31更新)/CNN Business(Fear & Greed Index)。数値は各社の公表時点のもので、後日修正される場合があります。

本記事は公開情報と当サイトの算出データに基づく情報提供であり、特定の金融商品の売買を勧誘・推奨するものではありません。投資に関する最終判断は、ご自身の責任で行ってください。

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