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日経平均が終値で7万円台、恐怖と強欲指数は61で初の「強欲」
日本61・米国47(10月7日朝)|Fear & Greed Index Japan

2026年10月6日(火)の終値時点|米国株は6日の米国市場の終値時点
日本株日経225ほか(当サイト算出)
61
強欲▲ 前日比 +7
前日 541週間前 391か月前 39
米国株S&P500基準(CNN Business)
47
中立▲ 前日比 +4
前日 431週間前 291か月前 45

日米差(日本−米国):+14(日本株が上) 日本株は8月12日以降で初めて「強欲」に、米国株も9月上旬以来の「中立」に入りました。日米差は+14です。

6日(火)の日経平均は737円高の70,683円98銭と続伸し、終値で7月1日以来およそ3か月ぶりに7万円台を回復しました。これまでの上昇と違い、6日は東証プライムの74%の銘柄が値上がりし、上昇が市場全体に広がっています。当サイトの日本株の恐怖と強欲指数は54から61に上がり、8月12日以降で初めて「強欲」の区分に入りました。取引終了後には植田日銀総裁が挨拶で、利上げを続ける姿勢を改めて示しています。この記事では6日の日米の市場と植田総裁の発言を整理し、きょう7日の見どころをまとめます。

掲載日:2026年10月7日(水)朝|日本株の指数は6日の終値、米国株の指数は6日の米国市場の終値にもとづく値です。

この記事のポイント

  • 6日の日経平均は737円12銭(1.05%)高の70,683円98銭。終値の7万円台は7月1日以来です。
  • 東証プライムの値上がり銘柄は1,153(約74%)。上昇が幅広い銘柄に広がりました。
  • 当サイトの指数は日本61で初の「強欲」、米国は47で「中立」に入りました。
  • 植田総裁は「引き続き政策金利を引き上げ」る姿勢を示し、基調的な物価は2%に近づいているとの認識を述べました。

① 6日(火)の日本市場:終値で7万円台、上昇は市場全体に

表1:10月6日の日本市場の主な数値(日本経済新聞・フィスコ)

指標水準メモ
日経平均(始値)69,954.61円前日比+7.75円
日経平均(午前の終値)70,081.53円+134.67円。7万円台で小動き(フィスコ)
日経平均(終値)70,683.98円+737.12円(+1.05%)。終値の7万円台は7月1日以来
東証プライムの騰落銘柄数値上がり1,153/値下がり349横ばい50。値上がりが約74%
東証プライムの売買代金約7兆3,048億円概算
参考:日経平均の最高値72,831.73円6月22日の取引時間中。6日の終値からあと約3.0%

日本経済新聞によると、米ハイテク株高の流れを受けて、アドバンテストやTDKなどAI・半導体関連への買いが活発になり、アドバンテストは6日続伸で上場来高値を更新しました。同紙は、日米の長期金利が上がるなかでも、業績への期待から半導体をはじめ幅広い業種にお金が向かい、夏の高値とは違う「強さ」があるとの市場の声を伝えています。外国為替市場で円安・ドル高が進んだことも、輸出関連の銘柄の追い風になりました。

表2:最近の上昇日の「広がり」の比較(当サイトの過去の記事から)

日付日経平均の上昇率値上がり銘柄の割合(東証プライム)
9月25日(金)+1.30%約72%
10月1日(木)+3.30%半分程度
10月5日(月)+2.40%56%
10月6日(火)+1.05%約74%

1日と5日は、日経平均が大きく上がった一方で値上がり銘柄は半分程度でした。6日は上昇率こそ小さいものの、値上がり銘柄は4分の3近くにのぼり、上昇の中身は最も幅広い1日でした。

② 植田総裁の挨拶:利上げ継続の姿勢を改めて示す

表3:植田総裁の挨拶のポイント

項目内容出典
場所・時刻全国証券大会(6日、日本時間15時35分に挨拶を公表)日本銀行
政策金利経済・物価・金融情勢に応じて、引き続き政策金利を引き上げ、金融緩和の度合いを調整していく産経新聞・みんかぶ
利上げの時期とペース経済・物価の見通しが実現する確度やリスクを点検しながら検討みんかぶ
基調的な物価2%に近づいている。2%程度で安定させていく観点がより重要みんかぶ
ドル円の反応挨拶の最中に一時158円24銭近辺みんかぶ

挨拶の直前には、日銀が10月の会合で基調的な物価が2%に達したと判断する可能性があるとの報道も出ていました。一方で、植田総裁は前月の会合後の記者会見で、大幅な利上げや連続した利上げを避けたい意向を示していたとみんかぶは指摘しています。6日の挨拶は、利上げを続ける方向性を確認しつつ、時期やペースについては具体的に踏み込まない内容でした。次回の金融政策決定会合は10月29〜30日です。

③ 当サイトの指数:日本61で初の「強欲」

前日の記事では、6日に「強欲」(55以上)に入るには素値が約51以上必要と計算しました。実際の6日の素値は約70で、表示される指数は61となりました。8月の「極度の恐怖」から、およそ1か月半で「強欲」まで上がったことになります。

表4:日本株の指数を構成する6指標(6日終値時点)

指標6日の実測値過去1年の中央値過去1年の範囲点数(3日平均)
市場モメンタム
125日移動平均線との乖離率
+9.26%+12.57%−1.16%〜+26.06%25 恐怖
変動性
20日変動率(年率)
21.94%27.13%12.47%〜42.59%79 極度の強欲
株価の強さ
20営業日の騰落率
+6.58%+3.71%−10.66%〜+12.52%59 強欲
短期の過熱感
RSI(14日)
69.3956.9134.58〜77.5680 極度の強欲
為替(円)
ドル円の20営業日の変化
+2.72%+0.86%−3.64%〜+4.59%72 強欲
安全資産への選好
株と国債の20営業日の騰落率の差(pt)
+10.79+5.33−11.71〜+19.1768 強欲

6つの指標のうち5つが「強欲」以上の区分に入り、なかでも「短期の過熱感」(RSIは69.39)は80と「極度の強欲」です。「為替(円)」は、ドル円が20営業日前より2.72%円安の水準になり、点数は72まで上がりました。「市場モメンタム」も25と、初めて「極度の恐怖」を抜けて「恐怖」の区分に上がっています。

表5:7日の素値と、表示される指数の関係

7日の素値7日に表示される指数(3営業日の平均)区分
1048中立
2051中立
3155強欲
5061強欲
7068強欲
9074強欲

きょう7日の指数は、5日・6日・7日の3営業日の平均です。「強欲」を保つには7日の素値が約31以上必要で、「極度の強欲」(75以上)に入るには約91以上が必要です。5日と6日の素値が高いため、7日にかなり大きく下げない限り、「強欲」の区分は続く計算です。

※5日の素値は、ドル円の日足の確定で、前回記事の約64から約63になっています。表示値(54)は変わりません。

④ 6日(火)の米国市場:ナスダックは連日の最高値、米国株の指数は47

表6:6日の米国市場

項目6日(米国時間)メモ
ダウ平均51,521.28ドル
+253.38(+0.49%)
続伸
ナスダック総合27,599.79
+122.48
連日で過去最高値(フィスコ)

フィスコによると、原油安で安心感が広がり、長期金利の低下やAI需要への期待がハイテク株を押し上げました。アマゾン・ドット・コムは有料会員向けのセールが始まり、売上増への期待で上がりました。

表7:米国株の指数の7つの内訳の変化

米国株の指標(CNN公表値)5日6日6日の区分
市場モメンタム5172強欲
株価の強さ12極度の恐怖
株価の幅12極度の恐怖
プット/コール3234恐怖
市場の変動性5050中立
ジャンクボンド需要9495極度の強欲
安全資産への需要7177極度の強欲

米国株の指数は43から47に上がり、9月上旬以来の「中立」に入りました。「市場モメンタム」が51から72に上がったのが大きく、「ジャンクボンド需要」も95と高い水準が続いています。一方、「株価の強さ」と「株価の幅」は2と低いままで、日本株とは対照的に、米国株の上昇は一部の大型株に偏っています。

⑤ きょう10月7日(水)の見どころ

表8:7日の見どころ

項目内容見るポイント
日経平均最高値(72,831円73銭)まで約3.0%7万円台を保てるか
植田総裁の挨拶への反応6日の取引終了後に公表円相場と銀行株の動き
今週の予定FOMC議事録、8日のファーストリテイリングなどの決算、9日のオプションSQ株探・フィスコ
当サイトの指数日本61(強欲)・米国47(中立)日本株が「強欲」を保つには素値が約31以上
運営者のひとことFear & Greed Index Japan 運営事務局

当サイトの日本株の指数が、初めて「強欲」に入りました。しかも6日は、これまで気にしてきた「上昇の広がり」も、値上がり銘柄が約74%と十分でした。

法人営業でも、受注が好調な月のあとに翌月の計画を立てるときは、その好調が続く前提にしないよう気をつけます。好調な時期ほど、在庫の積み増しや取引条件の緩和を急ぎがちだからです。

当サイトの区間別ガイドでも、「強欲」は上昇への期待が高まり、過熱感から調整に転じる局面もある区分としています。「短期の過熱感」はすでに「極度の強欲」に入りました。数字の勢いと同じくらい、その数字の熱さにも目を向けていきたいと思います。

※運営者の個人的な見方であり、特定の金融商品の売買を勧めるものではありません。

⑥ 用語ミニ解説

表9:この記事に出てきた用語

用語意味
強欲(恐怖と強欲指数)当サイトでは55〜74の区分。買いが優勢で、楽観が広がりやすい状態
基調的な物価一時的な変動の影響を除いた、物価の大きな流れ。日銀は利上げの判断で重視している
金融緩和の度合いの調整金利を引き上げて、景気を支える金融緩和を少しずつ弱めること
上場来高値その銘柄が上場してから付けた最も高い株価

今日のまとめ

  1. 6日の日経平均は737円高の70,683円98銭と、終値で3か月ぶりに7万円台を回復しました。
  2. 値上がり銘柄は約74%と、最近の上昇日で最も幅広い上昇でした。
  3. 当サイトの指数は日本61で初の「強欲」、米国47で「中立」。植田総裁は利上げ継続の姿勢を示しました。
  4. きょう日本株が「強欲」を保つには、素値が約31以上必要な計算です。
出典:東証大引け 日経平均は続伸、3カ月ぶり7万円台回復(日本経済新聞、10/6)/日経平均終値737円高、「業績相場」に先回り(日本経済新聞、10/6)/日経平均は続伸、7万円台で小動き(フィスコ、10/6)/植田日銀総裁「金融緩和の度合いを調整」改めて利上げ継続姿勢(産経新聞、10/6)/植田日銀総裁の要人発言・海外市場の注目ポイント(みんかぶ、10/6)/令和8年全国証券大会における挨拶(日本銀行、10/6)/日経平均が7万円を回復、次はどう動く?(外為どっとコム、10/6)/6日の米国市場ダイジェスト(フィスコ、10/7)/当サイトの過去の記事(9月26日〜10月6日)/当サイトの恐怖と強欲指数(2026年10月7日 08:39更新)/CNN Business(Fear & Greed Index)。数値は各社の公表時点のもので、後日修正される場合があります。

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