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3連休明けは米CPIと半導体決算に注目、恐怖と強欲指数は日本59・米国45
今週の見通し(10月12日)|Fear & Greed Index Japan

2026年10月9日(金)の終値時点|米国株は9日の米国市場の終値時点(12日は東京市場が休場)
日本株日経225ほか(当サイト算出)
59
強欲▼ 前日比 −4
前日 631週間前 461か月前 31
米国株S&P500基準(CNN Business)
45
中立▲ 前日比 +7
前日 381週間前 401か月前 38

日米差(日本−米国):+14(日本株が上) 東京市場は12日がスポーツの日で休場のため、日本株の指数は9日の値のままです。

きょう10月12日(月)はスポーツの日で、東京市場は休場です。当サイトの恐怖と強欲指数は、日本株が9日終値時点の59(強欲)、米国株が9日の米国市場の終値時点の45(中立)のままです。3連休明けの今週(13日〜16日)は4営業日と短いものの、14日の米9月消費者物価指数(CPI)、ASMLとTSMCの決算、米大手銀行の決算と、相場の方向を左右する材料が集中します。この記事では、今週の予定を日ごとに整理し、最大の焦点である米CPIの見方と、当サイトの指数が13日に「強欲」を保つための目安をまとめます。

掲載日:2026年10月12日(月)|先週1週間の振り返りは10月11日の週間まとめをご覧ください。

この記事のポイント

  • 12日は東京市場が休場ですが、米国の株式市場は通常どおり取引があります(米国債券市場は休場)。
  • 今週の最大の焦点は14日(水)21時30分の米9月CPI。市場予想は前年比+3.6%で、8月の+3.4%から伸びが高まる見通しです。
  • 半導体では14日にASML、15日にTSMCが決算を発表。先週売られたAI・半導体関連の行方を左右します。
  • 当サイトの日本株の指数が13日に「強欲」を保つには、素値が約50以上必要です。

① 3連休中のいま:東京は休場、米国株は取引あり

表1:3連休中の主な水準(株探・みんかぶ・ブルームバーグ・OANDA)

項目水準メモ
日経平均(9日終値)69,030.92円週間+721.46円で4週続伸
シカゴ日経平均先物(9日)69,125円大阪の取引終了時点比−345円
ドル円(12日早朝)158円台前半週明けのオセアニア市場で小動き
ダウ平均(9日)51,654.95ドル+423.31ドル。週間+0.93%
ナスダック総合(9日)27,366.17+172.83。4週続伸

12日は日本のほか米国とカナダも祝日ですが、米国の株式市場は通常どおり開いています。一方、米国債券市場は休場のため、米長期金利の動きは13日以降に持ち越されます。日本時間13日1時10分には、米クリーブランド地区連銀のハマック総裁の発言機会があります。日経平均先物は12日も取引されるため、13日の寄り付きは連休中の米国株と為替の動きを反映した水準から始まることになります。

② 今週(10月13日〜16日)の主な予定

表2:今週の主な予定(時刻は日本時間。フィスコ・ダイヤモンド・ザイ・外為どっとコム)

日付日本・アジア米国・欧州
13日(火)9月の企業物価指数
IMF世界経済見通し
JPモルガン・チェース、ゴールドマン・サックスの決算
23:00 9月の中古住宅販売件数
14日(水)10:30 中国9月CPI・PPI、中国9月貿易収支ASML決算、モルガン・スタンレー決算
21:30 米9月CPI
15日3:00 米地区連銀経済報告(ベージュブック)
15日(木)8月の機械受注
TSMC決算
G20財務相・中央銀行総裁会議
21:30 米9月小売売上高・生産者物価指数(PPI)、新規失業保険申請件数
16日(金)15:30 植田日銀総裁の挨拶(内田副総裁が代読)12:30 ウォーシュFRB議長の発言
22:15 米9月鉱工業生産

予定を見ると、14日から15日にかけて、米国の物価・消費の統計と半導体大手の決算が重なっています。月末には、米連邦公開市場委員会(FOMC)が28日、日銀の金融政策決定会合が30日に控えており、今週の統計はその前の判断材料として注目されます。また、米国では大手銀行を皮切りに7〜9月期の決算発表が本格化します。フィスコは、米銀の決算が日本のメガバンクや大手証券の株価に影響する可能性を指摘しています。

③ 最大の焦点:14日(水)の米9月CPI

表3:米消費者物価指数の前回値と市場予想(みんかぶ)

項目8月(前回)9月(市場予想)
CPI(前年比)+3.4%+3.6%
コアCPI(前年比)+2.4%+2.5%
CPI(前月比)+0.4%—
コアCPI(前月比)+0.3%—

みんかぶによると、9月のCPIは前年比+3.6%と、8月の+3.4%から伸びが高まる見通しです。中東情勢の緊張でガソリン価格が上がっていることが、全体の数字を押し上げるとみられています。一方、住宅ローン金利の上昇で、CPIで最も比重の大きい住居費の伸びが鈍る可能性があり、コアCPIは予想を下回るリスクもあると指摘されています。

表4:米CPIの結果と、相場への影響の考え方

結果市場の受け止め(各社の見方)当サイトの指数への影響の通り道
予想並み・下振れ10月の追加利上げ観測が後退し、株式市場にはプラス(フィスコ)株価の強さ・短期の過熱感が持ち直しやすい
上振れ長期金利の上昇を招き、株式市場のリスク要因に(フィスコ)円安が進めば「為替(円)」は高止まり、株価の指標は下がりやすい

米連邦準備制度理事会(FRB)は9月のFOMCで約3年ぶりに利上げしました。みんかぶによると、その後の弱い物価・雇用の統計を受けて、10月の会合では据え置きの予想が8割を超えています。ただし、12月までの利上げを織り込む割合も8割を超えており、市場は「利上げの時期」を探っている段階です。今週のCPIは、その時期の見方を動かす材料になります。

④ 半導体決算:ASML(14日)とTSMC(15日)

表5:今週の半導体大手の決算

企業発表日注目点(フィスコ)
ASML(オランダ)14日(水)4〜6月期決算で通期の売上高と粗利益率の見通しを上方修正済み。株価は年初来高値圏で、材料出尽くしの売りも。中国向けの輸出規制が不透明要因
TSMC(台湾)15日(木)四半期の売上高は速報で過去最高。年間見通しの再引き上げがあるか

先週の日経平均は、7日以降にアドバンテストや東京エレクトロンなどの半導体関連が売られ、3日続落しました。8日にはTSMCの月次売上高も材料視されています。フィスコは、どちらの決算も内容自体より「好決算に株価がどう反応するか」が焦点だとみています。先週、ファーストリテイリングが最高益の決算でも4%下がったように、期待が高い銘柄では、良い決算でも売られることがある点には注意が必要です。

⑤ 当サイトの指数:13日に「強欲」を保つ目安

表6:日本株の指数を構成する6指標の現在地(12日09:11時点のデータ)

指標9日終値時点の点数(3日平均)区分
市場モメンタム22極度の恐怖
変動性82極度の強欲
株価の強さ53中立
短期の過熱感66強欲
為替(円)90極度の強欲
安全資産への選好65強欲

12日朝のデータでは、「為替(円)」の点数が週末の更新で91から90に変わりましたが、表示される指数は59のままです。6つのうち「極度の強欲」に入っているのは、変動性(82)と為替(90)の2つです。

表7:13日の素値と、表示される指数の関係(概算)

13日の素値13日に表示される指数(3営業日の平均)区分
1041恐怖
2045中立
3550中立
5055強欲
6560強欲
8065強欲

13日の指数は、8日・9日・13日の3営業日の平均です。平均から7日の素値(約64)が外れるため、「強欲」を保つには13日の素値が約50以上、「中立」以上にとどまるには約20以上が目安です。8日の素値は約55、9日は約59でした。13日がこの2日と同じくらいの水準なら、指数は「強欲」の区分の下限近くにとどまる計算です。素値は各指標の点数を丸めた値から求めた概算のため、境目の前後では1ポイントずれることがあります。

運営者のひとことFear & Greed Index Japan 運営事務局

3連休の最終日は、相場を落ち着いて眺めるのにちょうどよい日です。値動きがない分、先週の数字と今週の予定を並べてみると、どこで相場が動きそうかが見えてきます。

法人営業でも、連休明けは受注や納期の確認が一度に押し寄せます。連休中に「どの取引先から、いつ、何が来るか」を表にしておくだけで、休み明けの慌ただしさはかなり減ります。相場も同じで、14日と15日に材料が集中することが分かっていれば、その前後の値動きにも構えておけます。

当サイトの指数は59で「強欲」の区分にありますが、下限の55までの余裕はそれほど大きくありません。今週は米CPIと半導体決算を受けて、指数がどちらに動くかを毎朝お伝えします。

※運営者の個人的な見方であり、特定の金融商品の売買を勧めるものではありません。

⑥ 用語ミニ解説

表8:この記事に出てきた用語

用語意味
CPI(消費者物価指数)消費者が買うモノやサービスの価格の動きを示す統計。米国では毎月中旬に前月分が発表される
コアCPI値動きの大きい食品とエネルギーを除いたCPI。物価の基調を見るために使われる
ベージュブック米国の12の地区連銀が管轄地域の景気をまとめた報告書。FOMCの約2週間前に公表される
材料出尽くし好材料が発表された後、それ以上の買い材料がないとして売られること

今日のまとめ

  1. 12日は東京市場が休場。当サイトの指数は日本59(強欲)・米国45(中立)のままです。
  2. 今週の最大の焦点は14日の米9月CPI。市場予想は前年比+3.6%です。
  3. ASML(14日)とTSMC(15日)の決算が、AI・半導体関連の行方を左右します。
  4. 13日に「強欲」を保つ目安は素値が約50以上です。
出典:国内株式市場見通し:TSMCなどの半導体決算、米CPIなどに関心が向かう(フィスコ、10/10)/来週の相場で注目すべき3つのポイント(フィスコ、10/10)/【来週の注目材料】米CPI(みんかぶ、10/10)/【10月12日~の週】為替相場の注目材料スケジュールと焦点(ダイヤモンド・ザイ)/来週の日経平均見通し(外為どっとコム、10/9)/ドル円の早朝シドニーの動き(ブルームバーグ)/米国株概況(みんかぶ、10/10)/今週の早わかり株式市況(株探ニュース、10/9)/当サイトの恐怖と強欲指数(2026年10月12日 09:11更新)/CNN Business(Fear & Greed Index)。予定は各社の公表時点のもので、変更される場合があります。

本記事は公開情報と当サイトの算出データに基づく情報提供であり、特定の金融商品の売買を勧誘・推奨するものではありません。投資に関する最終判断は、ご自身の責任で行ってください。

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