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日経平均は反落、恐怖と強欲指数は取引時間中に26と「極度の恐怖」目前
先週5.4%安・今週の見通し(10月19日)|Fear & Greed Index Japan

日本株は2026年10月19日(月)13時14分時点(取引時間中)|米国株は16日の米国市場の終値時点
日本株日経225ほか(当サイト算出)
26
恐怖▼ 前日比 −8
前日 341週間前 591か月前 23
米国株S&P500基準(CNN Business)
18
極度の恐怖▼ 前日比 −14
前日 321週間前 461か月前 27

日米差(日本−米国):+8(日本株が上) 日本株の「前日」は16日の終値時点の値です。日本株の指数は、19日の取引終了後に確定します。

先週(10月13日〜16日)の日経平均は3,706円(5.37%)下がり、15日には過去3番目の下げ幅となる3,318円安を記録しました。米国のCPIの上振れと、AI関連の巨額投資への警戒が重なった1週間です。週末16日の米国市場ではナスダックが2.14%下がり、CNNの米国株の恐怖と強欲指数は32から18の「極度の恐怖」に入りました。その流れを受けて、19日(月)の東京市場も日経平均が反落しています。当サイトの日本株の指数は、取引時間中の13時14分時点で26と、「極度の恐怖」(24以下)の目前です。この記事では、先週の動きを振り返り、19日の取引時間中の指数と、メタの決算や全国CPIが控える今週の見通しをまとめます。

掲載日:2026年10月19日(月)昼|日本株の指数は19日13時14分時点の取引時間中の値で、取引終了後に変わります。米国株の指数は16日の米国市場の終値にもとづく値です。15日の指数は為替などのデータの更新により41となりました(16日の記事では40)。区分(恐怖)に変わりはありません。

この記事のポイント

  • 先週の日経平均は週間3,706円63銭(5.37%)安の65,324円29銭。ナスダックは週間で4.5%下がりました。
  • 米国株の指数は32から18へと「極度の恐怖」に。「市場の変動性」が50から4に急低下しました。
  • 19日は日経平均が反落し、前引けは790円26銭安の64,534円03銭。当サイトの日本株の指数は取引時間中に26です。
  • 19日の終値で「恐怖」にとどまるには、素値が約21以上必要です。今週はメタ(21日)の決算と全国CPI(23日)が焦点です。

① 先週(10月13日〜16日)の振り返り:日経平均は5.37%安

表1:10月13日〜16日の日経平均と恐怖と強欲指数(日経平均はフィスコ・ダイヤモンド・ザイ、米国の指数はCNN)

日付日経平均(終値)前日比日本の指数米国の指数主な材料
10/13(火)67,777.52−1,253.4054 中立45 中立連休明け。半導体の値がさ株が大きく下げ、TOPIXは上昇
10/14(水)67,744.29−33.2352 中立32 恐怖ASML決算の後に下げに転じる。夜に米CPIが上振れ
10/15(木)64,425.95−3,318.3441 恐怖32 恐怖過去3番目の下げ幅。コアウィーブの社債急落でAI投資への警戒
10/16(金)65,324.29+898.3434 恐怖18 極度の恐怖7日ぶりに反発。夜はナスダックが2.14%安

ダイヤモンド・ザイによると、先週の日経平均は週間で3,706円63銭(5.37%)下がりました。14日は中国のメモリー会社の技術向上への懸念がアジアの半導体株に広がり、夜には米9月CPIが予想を上回りました。15日は米AIインフラ企業コアウィーブの社債が急落したことで、AI関連の巨額投資の負担への警戒が一気に強まり、日経平均は過去3番目の下げ幅となる3,318円安でした。

16日は7日ぶりに898円高と反発し、東証プライムでは値上がり銘柄が83.2%に達しました(フィスコ)。ただ、ダイヤモンド・ザイは前日の下げの3割も戻していないと指摘しています。当サイトの日本株の指数は、9日の59から16日の34まで、1週間で25ポイント下がりました。

② 16日(金)の米国市場:ナスダック2.14%安、原油は100ドル台

表2:16日の米国市場(フィスコ・IBTimes・世界一やさしい投資の学校)

項目16日の終値前日比週間
ダウ平均52,002.41ドル−175.28(−0.34%)+0.7%
S&P5007,659.44−84.62(−1.09%)−1.9%
ナスダック総合26,140.03−572.99(−2.14%)−4.5%
WTI原油先物(11月限)101.70ドル+3.73(+3.81%)約1か月ぶりに100ドル台
VIX指数19.99+3.53一時22.31

フィスコによると、コアウィーブが12%下がるなど、借り入れに頼ったAIインフラ投資への不安が再び強まり、半導体株が売られました。ホルムズ海峡付近での商船への攻撃などで原油先物は約1か月ぶりに100ドルを超え、引けにかけてダウ平均もマイナスに転じています。一方、ウォーシュFRB議長は利上げを示唆せず、10月のFOMCでの利上げ観測はやや後退しました。

表3:米国株の指数の7つの内訳の変化

米国株の指標(CNN公表値)15日16日16日の区分
市場モメンタム4324極度の恐怖
株価の強さ1012極度の恐怖
株価の幅1012極度の恐怖
プット/コール2316極度の恐怖
市場の変動性504極度の恐怖
ジャンクボンド需要5143恐怖
安全資産への需要3315極度の恐怖

米国株の指数は32から18に下がり、「極度の恐怖」の区分に入りました。目立つのは「市場の変動性」で、VIX指数の上昇を受けて50から4に急低下しています。「安全資産への需要」(33→15)、「市場モメンタム」(43→24)も大きく下がりました。

③ 19日(月)の東京市場(取引時間中):日経平均は反落

表4:19日の東京市場(ダイヤモンド・ザイ・世界一やさしい投資の学校)

項目水準メモ
日経平均先物(大阪・夜間取引)63,630円16日の日中取引の清算値比−1,890円
日経平均(始値)64,819.56円前週末比−504.73円
日経平均(前引け)64,534.03円前週末比−790.26円
日経平均(後場の寄り付き)64,711.70円前週末比−612.59円
ドル円(11時30分ごろ)157円94銭前後—

夜間取引で日経平均先物が大きく下げていたことから、19日の日経平均は反落して始まりました。前引けは790円安でしたが、夜間取引の先物の水準と比べると下げ幅は小さく、後場は下げ幅を縮めて始まっています。週末には、ディスコの4〜9月期の営業利益が会社予想を上回ったと報じられました(世界一やさしい投資の学校)。

表5:3営業日の平均の入れ替わり(19日は取引時間中の値)

3営業日の組み合わせ素値(概算)平均(表示される指数)
16日の指数(終値時点)14日・15日・16日48・25・2934
19日の指数(13時14分時点)15日・16日・19日25・29・2526

表6:日本株の指数を構成する6指標(19日13時14分時点)

指標実測値(13時14分)過去1年の中央値点数(3日平均)
市場モメンタム
125日移動平均線との乖離率
−1.06%+12.26%1 極度の恐怖
変動性
20日変動率(年率)
28.51%27.32%43 恐怖
株価の強さ
20営業日の騰落率
+1.71%+3.47%35 恐怖
短期の過熱感
RSI(14日)
41.8856.207 極度の恐怖
為替(円)
ドル円の20営業日の変化
+0.67%+0.88%57 強欲
安全資産への選好
株と国債の20営業日の騰落率の差(pt)
+1.79+4.9331 恐怖

6つのうち「市場モメンタム」(1)と「短期の過熱感」(7)の2つが「極度の恐怖」に入っています。日経平均は125日移動平均線を1.06%下回り、RSIは41.88です。これまで指数を支えてきた「為替(円)」も57まで下がりました。ドル円の20営業日の変化は+0.67%と、円安の勢いが弱まっています。

表7:19日の素値と、終値時点の指数の関係(概算)

19日の素値19日の終値時点の指数(3営業日の平均)区分
519極度の恐怖
1523極度の恐怖
2125恐怖
3529恐怖
5034恐怖
8145中立

19日の終値時点の指数は、15日・16日・19日の3営業日の平均です。「恐怖」の区分にとどまるには19日の素値が約21以上必要で、それを下回ると「極度の恐怖」に入ります。13時14分時点の素値は約25で、境目のすぐ近くです。「中立」に戻るには約81以上が必要です。素値は概算のため、境目の前後では1ポイントずれることがあります。

④ 今週(10月19日〜23日)の見通し

表8:今週の主な予定(ダイヤモンド・ザイ・フィスコ・外為どっとコム)

日付日本・アジア米国・欧州(決算は米国時間)
19日(月)8月の第3次産業活動指数
中国7〜9月期GDP・9月の小売売上高と鉱工業生産
10月のNAHB住宅市場指数
20日(火)—ネットフリックスの決算
9月の住宅着工件数
独ZEW景況感指数
21日(水)9月の貿易統計メタ、テスラ、IBM、ラムリサーチの決算
22日(木)ディスコの決算9月の景気先行指数
23日(金)9月の全国消費者物価指数(CPI)
ファナックの決算
10月のPMI速報値、ミシガン大学消費者信頼感指数

今週の焦点は、21日(米国時間)のメタの決算です。外為どっとコムは、AI向けの設備投資の計画と売上高の見通しが、AI関連株への不安を和らげられるかのカギになるとみています。23日の全国CPIについて、フィスコは総合・コアとも前年比+2.1%を予想し、10月29〜30日の日銀会合での利上げは見送られても、12月の利上げの見方を強める可能性を指摘しています。翌週には米FOMC(27〜28日)と日銀会合(29〜30日)が控えており、今週は米連邦準備制度の当局者が発言を控える期間に入ります。

表9:日経平均の今週の見通し

見方内容(出典)
今週の予想レンジ62,000〜68,000円(ダイヤモンド・ザイ)
下値のめど65,000円を割り込むと64,000円前後(外為どっとコム)
上値のめど66,000〜67,000円(外為どっとコム)
運営者のひとことFear & Greed Index Japan 運営事務局

2週間前、当サイトの日本株の指数は66の「強欲」にありました。それがいまは26と、「極度の恐怖」の目前です。わずか2週間で、市場の雰囲気はここまで変わります。

法人営業でも、繁忙期には「この勢いが続く」と感じ、受注が落ちると「もう戻らない」と感じがちです。けれど実際には、どちらの感覚も長くは続かないことが多いものです。大事なのは、良いときも悪いときも同じ物差しで数字を見続けることだと思っています。

恐怖と強欲指数は、まさにその物差しの1つです。今週はメタの決算と全国CPIを、指数の動きとあわせて毎朝お伝えします。

※運営者の個人的な見方であり、特定の金融商品の売買を勧めるものではありません。

⑤ 用語ミニ解説

表10:この記事に出てきた用語

用語意味
VIX指数米国のS&P500のオプション価格から計算される、今後の予想変動率。「恐怖指数」とも呼ばれ、市場の不安が強まると上がる
前引け・後場東京市場の午前の取引の終わり(前引け)と、午後の取引(後場)
夜間取引(ナイト・セッション)大阪取引所の先物の、日中取引の後に行われる取引。翌日の寄り付きの目安になる
日次の素値当サイトの用語。3営業日の平均をとる前の、その日だけの指数の値

今日のまとめ

  1. 先週の日経平均は5.37%安の65,324円29銭。15日には過去3番目の下げ幅を記録しました。
  2. 米国株の指数は18の「極度の恐怖」。ナスダックは週間で4.5%下がりました。
  3. 19日の日本株の指数は取引時間中に26と、「極度の恐怖」の目前です。
  4. 今週はメタの決算(21日)と全国CPI(23日)が焦点です。
出典:日経平均は7日ぶり反発、直近の下落に対する買い戻し優勢(フィスコ、10/16)/来週の日経平均株価の予想レンジ(ダイヤモンド・ザイ、10/16)/来週の日経平均見通し(外為どっとコム、10/16)/来週の相場で注目すべき3つのポイント(フィスコ、10/17)/16日の米国市場ダイジェスト(フィスコ、10/19)/16日の米国株式市場は反落(IBTimes・財経新聞、10/17)/日経平均の見通し【10月19日】(世界一やさしい投資の学校、10/19)/日経平均前場引け・後場寄り付き(ダイヤモンド・ザイ、10/19)/当サイトの恐怖と強欲指数(2026年10月19日 13:14更新)/CNN Business(Fear & Greed Index)。数値は各社の公表時点のもので、後日修正される場合があります。

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