本サイトは投資判断の助言を目的としたものではありません。投資はご自身の判断と責任でお願いします。

日経平均841円安で続落、恐怖と強欲指数は25で「恐怖」の下限に
ダウは530ドル高(10月21日)|Fear & Greed Index Japan

2026年10月20日(火)の終値時点|米国株は20日の米国市場の終値時点
日本株日経225ほか(当サイト算出)
25
恐怖▼ 前日比 −1
前日 261週間前 541か月前 22
米国株S&P500基準(CNN Business)
27
恐怖▲ 前日比 +4
前日 231週間前 441か月前 30

日米差(日本−米国):−2(米国株が上) 米国株の指数は「極度の恐怖」から「恐怖」に戻り、日米とも「恐怖」の区分に並びました。

20日(火)の日経平均は841円安の64,075円42銭と続落しました。AI関連企業の財務への懸念から半導体株を中心に売られ、午後に下げが強まって、15時2分に63,807円まで下げています。当サイトの日本株の恐怖と強欲指数は26から25に下がり、「恐怖」の区分の下限です。20日だけの素値は約21と、「極度の恐怖」の水準でした。夜間の米国市場では、米国とイランの協議をめぐる報道が錯綜するなか、ダウ平均が530ドル高と反発しました。この記事では、20日の東京市場、指数の内訳、米国市場とネットフリックスの決算を整理し、メタとテスラの決算を控えたきょう21日の見どころをまとめます。

掲載日:2026年10月21日(水)朝|日本株の指数は20日の終値、米国株の指数は20日の米国市場の終値にもとづく値です。

この記事のポイント

  • 20日の日経平均は841円28銭(1.30%)安の64,075円42銭。日中の値幅は1,015円で、引け間際の15時2分に安値を付けました。
  • 当サイトの日本株の指数は26から25へ。「市場モメンタム」の乖離率は−2.24%と、過去1年で最も低い水準です。
  • 夜間はダウ平均が529.85ドル高。ネットフリックスは1株利益が予想を上回ったものの、時間外で約4%下げました。
  • 21日に「恐怖」の区分を保つには、素値が約28以上必要です。下回ると「極度の恐怖」に入ります。

① 20日(火)の日本市場:午後に下げが強まり841円安

表1:10月20日の日本市場の主な数値(BigGo ファイナンス)

指標水準メモ
日経平均(始値)64,755.49円前日比−161.21円
日経平均(高値)64,822.22円—
日経平均(前引け)64,512.35円−404.35円
日経平均(安値)63,807.15円15時2分
日経平均(終値)64,075.42円−841.28円(−1.30%)。続落
ドル円158円台前半円安方向

BigGo ファイナンスによると、前週末の米国市場でAI関連株が下がった流れを引き継ぎ、AI関連企業の財務悪化への懸念からデータセンター投資が鈍るとの見方が広がりました。寄り付き後は半導体関連株を中心に売りが先行し、午後に売りが強まっています。東証プライムでは3割程度の銘柄が値上がりし、鉱業や海運には買いが入るなど、全面安にはなりませんでした。

19日は朝方の大幅安から下げ渋りましたが、20日は逆に午後に下げが強まり、安値に近い水準で終えています。64,000円前後で買いが入るかどうかが、あらためて試される形になりました。

② 当サイトの指数は26から25へ、「恐怖」の下限

表2:3営業日の平均の入れ替わり

3営業日の組み合わせ素値(概算)平均(表示される指数)
19日の指数15日・16日・19日25・29・2526
20日の指数16日・19日・20日29・25・2125

20日の素値は約21で、15日の急落の日(約25)よりも低い水準でした。3営業日の平均にはまだ16日(約29)が入っているため、表示される指数は25と「恐怖」の区分にとどまっています。

表3:日本株の指数を構成する6指標(20日終値時点)

指標20日の実測値過去1年の中央値過去1年の範囲点数(3日平均)
市場モメンタム
125日移動平均線との乖離率
−2.24%+12.26%−2.24%〜+26.06%1 極度の恐怖
変動性
20日変動率(年率)
28.78%27.39%16.48%〜42.59%42 恐怖
株価の強さ
20営業日の騰落率
−0.13%+3.43%−10.66%〜+12.52%34 恐怖
短期の過熱感
RSI(14日)
39.4356.1034.58〜77.567 極度の恐怖
為替(円)
ドル円の20営業日の変化
+0.45%+0.87%−3.64%〜+4.59%49 中立
安全資産への選好
株と国債の20営業日の騰落率の差(pt)
−0.60+4.91−11.71〜+19.1729 恐怖

日経平均は125日移動平均線を2.24%下回り、この乖離率は過去1年で最も低い値になりました。「株価の強さ」も、20営業日の騰落率が−0.13%とマイナスに転じています。これまで指数を支えてきた「為替(円)」は49まで下がり、「強欲」から「中立」の区分に移りました。「安全資産への選好」も、株と国債の騰落率の差が−0.60ポイントとマイナスになり、株式より国債が選ばれる状態です。

表4:21日の素値と、表示される指数の関係(概算)

21日の素値21日に表示される指数(3営業日の平均)区分
1019極度の恐怖
2022極度の恐怖
2825恐怖
4029恐怖
6035恐怖
8845中立

21日の指数は、19日・20日・21日の3営業日の平均です。平均から16日(約29)が外れるため、「恐怖」の区分を保つには21日の素値が約28以上必要です。19日・20日と同じくらいの水準(約21〜25)なら、指数は「極度の恐怖」に入る計算です。「中立」に戻るには約88以上が必要です。素値は概算のため、境目の前後では1ポイントずれることがあります。

③ 20日(火)の米国市場:ダウ530ドル高、ナスダックは横ばい

表5:20日の米国市場など(フィスコ・みんかぶ)

項目20日(米国時間)メモ
ダウ平均52,495.88ドル
+529.85(+1.02%)
大幅反発
S&P5007,712.57
+21.84(+0.28%)
—
ナスダック総合26,424.82
−6.07(−0.02%)
AI関連株は慎重
WTI原油先物(12月限)98.23ドル
−0.31(−0.31%)
時間外を含め95.28〜101.35ドル
ドル円158円18銭157円83銭〜158円26銭
シカゴ日経平均先物65,040円大阪の取引終了時点比+640円

みんかぶによると、米国とイランの協議が近く合意に達するとの未確認の情報が流れ、原油が下がり、米長期金利も低下しました。その後、協議に関わる外交官が「合意が近いとの報道は不正確」と述べ、相場は伸び悩んでいます。フィスコによると、9月の住宅着工件数と中古住宅販売件数が弱く、10月のFOMCでの追加利上げ観測が後退したことも株価を支えました。3Mやエクイファクスなど、予想を上回る決算を出した銘柄も買われています。

表6:ネットフリックスの7〜9月期決算(Investing.com)

項目結果メモ
1株利益0.87ドル予想0.82ドルを上回る
売上高128.7億ドル—
10〜12月期の売上高見通し134億ドル—
2026年通期の売上高見通し511億ドル従来の510億〜514億ドルから修正
株価(時間外)約4%安—

表7:米国株の指数の7つの内訳の変化

米国株の指標(CNN公表値)19日20日20日の区分
市場モメンタム2934恐怖
株価の強さ1213極度の恐怖
株価の幅1316極度の恐怖
プット/コール1515極度の恐怖
市場の変動性1950中立
ジャンクボンド需要5244恐怖
安全資産への需要2019極度の恐怖

米国株の指数は23から27に上がり、「極度の恐怖」から「恐怖」の区分に戻りました。「市場の変動性」が19から50に戻った一方、「ジャンクボンド需要」は52から44に下がっています。

④ きょう10月21日(水)の見どころ

表8:21日の見どころ(フィスコ・ダイヤモンド・ザイ・みんかぶ)

時間(日本時間)項目見るポイント
寄り付きシカゴ日経平均先物は65,040円20日の終値(64,075円)を上回って始まるか
8:509月の貿易統計輸出の動き
日中9月の訪日外客数インバウンド需要
22日朝メタ、テスラ、IBM、ラムリサーチの決算(米国時間21日)AI向け投資の計画と、半導体関連への影響

シカゴの日経平均先物は65,040円と、20日の日経平均の終値を約960円上回っています。ダウ平均の反発を受けて、きょうは買い戻しから始まる可能性があります。ただ、今週最大の焦点であるメタとテスラの決算は、米国時間21日の取引終了後に発表されます。結果が伝わるのは日本時間22日の朝で、それまでは様子見の動きも出やすいと考えられます。

運営者のひとことFear & Greed Index Japan 運営事務局

20日は、前日とは逆に午後に下げが強まり、ほぼ安値で取引を終えました。当サイトの指数は25と、「恐怖」の区分のちょうど下限です。

法人営業では、取引先の「財務の不安」のうわさが出ると、実際の数字が確認される前に取引の条件が慎重になることがあります。いまのAI関連株にも、それに近い空気を感じます。うわさが本当なのかどうかは、決算という実際の数字で確かめるしかありません。

だからこそ、今週のメタとテスラの決算に注目が集まっています。数字が不安を打ち消すのか、裏付けてしまうのか、あすの朝にお伝えします。

※運営者の個人的な見方であり、特定の金融商品の売買を勧めるものではありません。

⑤ 用語ミニ解説

表9:この記事に出てきた用語

用語意味
日中の値幅その日の高値と安値の差。大きいほど値動きが荒かったことを示す
時間外取引米国市場の通常の取引時間の前後に行われる取引。決算発表への反応が先に表れる
1株利益(EPS)会社の利益を発行済みの株数で割った値。決算の評価でよく使われる
日次の素値当サイトの用語。3営業日の平均をとる前の、その日だけの指数の値

今日のまとめ

  1. 20日の日経平均は841円安の64,075円42銭で続落。引け間際に安値を付けました。
  2. 当サイトの日本株の指数は25と、「恐怖」の区分の下限です。
  3. 夜間はダウ平均が530ドル高。米国株の指数は27と「恐怖」に戻りました。
  4. 今夜(米国時間)はメタとテスラの決算です。
出典:日経平均、841円安の6万4075円で大引け(BigGo ファイナンス、10/20)/日経平均大引け(財経新聞、10/20)/20日の米国市場ダイジェスト(フィスコ、10/21)/ダウ平均は大幅反発 米国とイランの協議に関する情報が錯そう(みんかぶ、10/21)/ネットフリックス、純利益が予想超え(Investing.com、10/21)/来週の相場で注目すべき3つのポイント(フィスコ、10/17)/来週の日経平均株価の予想レンジ(ダイヤモンド・ザイ、10/16)/当サイトの恐怖と強欲指数(2026年10月21日 08:07更新)/CNN Business(Fear & Greed Index)。数値は各社の公表時点のもので、後日修正される場合があります。

本記事は公開情報と当サイトの算出データに基づく情報提供であり、特定の金融商品の売買を勧誘・推奨するものではありません。投資に関する最終判断は、ご自身の責任で行ってください。

#恐怖と強欲指数#日経平均#続落#恐怖#米イラン協議#ネットフリックス決算#メタ決算#朝の市況#市況ブログ#Fear & Greed Index Japan

ブログ一覧へ戻る

ご利用にあたっての注意 本サイトの情報は、投資家心理を数値化した参考情報であり、特定の金融商品の売買を勧誘・推奨するものではありません。指数は過去のデータに基づく参考値で、将来の値動きを予測・保証するものではありません。掲載データの正確性には努めていますが、遅延・誤り・欠落が生じる場合があります。投資に関する最終判断は、ご自身の責任で行ってください。